皆様、こんにちは。
先日、申請書類提出のため富岡市役所に行って来ました。
新庁舎が完成してからはじめて訪れます(^^)
著名な建築家、隈研吾氏が設計した建築物です。
“市民と共に進化する安全安心な100年庁舎”をコンセプトに富岡のシンボルとして建設され、環境に配慮した工夫がたくさんされています。
外観の特長となる“羽板”と呼ばれる縦に細長い板を平行に組んだルーバーと大きく張り出した庇は日射をコントロールし日差しによる熱負荷を大幅に削減しています。
また、富岡製糸場にならい、大屋根に小さな屋根を重ねた「越屋根」を採用しています。
これにより通風・遮光など環境面でも有利に働かせるようになっています。
戸建住宅で活用するような環境機能を取り入れ、機械的なエネルギー消費を削減しようという面から100年庁舎を意識していることが分かります。
身近にある建築物から「自然のエネルギーを利用し環境に配慮した建物」のあり方や
デザインと融合した設計等、改めて考えることのできる機会となり、今後の設計に
活かしていきたいと思っています。
お客様係 平田 マリア ルシア
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